この作品を聴き込んでいる時に、音楽を所有するということについて凄く考えていたのもあるんですが、ISSUGIの「366247」は意識することで何かを掴める作品だと思う。なぜ手に入れるのか?ビートに言葉。自らのアクションに呼応するもの。やりきれない痛みにやり切った達成感それは日常にあって、ビートが流れると世界に入っていく。場面にフォーカスしていく。この作品を聴く前と聴く後で世界の見え方や聴こえ方が変わってしまう。彼が作っている音楽は人の言うところの時代をフォローするのでhなく、自ら時代を見まわしリードしている。そこにいる自身は超HEATだけどCOOL に感じるのはその距離感じゃないかなと思う。徹底した美学に触れることの出来るHIP HOP ALBUM。
池袋に、MANHATTANよりのBROOKLYNにありそうなボードウォークって勝手に呼んでるところがあるんですけど、まあ、そこは線路沿いのコンクリートでボードウォークじゃないんですけど勝手にそう心の中で思ってるところがあって。この説明自体、自分でいつも呟いてることなんですね。夜の入り口くらいに橋からボードウォークに降りて行くと、ISSUGIがたくま君と一緒にいてMUSIC VIDEOの撮影をしていて。その場所池袋で一番かっこいい場所なんだよなと思いました。
SLUMLORDSの歌詞で「お前らは週末バーに行ってるけど、俺は木曜日の夜にバーに行くぜ。」っていうのがあるんですね。東京で言うならそれは「FUNKTION」ですね。SLUMLORDSの歌詞はいいんですよね。「YOUTH OF TODAYのライヴに行って酔っ払ってたけど、YOUTH OF TODAYの再結成のライヴに行っても酔っ払っていた。」
では、SLUMLORDSで「INVOLUNTARY SKINHEAD」。このビデオにエキストラで出演してるのはさりげなすぎますよね笑。木曜日っぽい動きってこういうことなんですよ。