
東金B¥PASSの2ndアルバム「TAILLAMP」が11月24日にリリースとなります 全ての封入作業は、WDsounds澤田、東金B¥PASS、SOSTONE、DF¥によって行われておりますので、厚く封入された歌詞カードのことや、phoneheadの素晴らしいテキストのこと、パッケージのことについても何かありましたら言っていただければ幸いです。取扱店は下記になります。 WDwebstore トラスムンド BUSHBASH 道程 WENOD タラウマラ GOODNEAR RECORDS PEOPLE BOOKSTORE EBBTIDE RECORDS DIG DIG JET SET KUSUDAMA RECORD SHOP DIG DIG TOOSMELL RECORDS DISK UNION CASTLE RECORDS CRIB RECORDS 取り扱いのご希望はメンバーもしくはinfo@wdsounds.com までご連絡の方お願いいたします。デジタルリリースは12/12を予定しております JAFデザイン(?)のステッカーは8cmのサイズでして、我々がランダムに封入しておりますので、当たった方は是非とも何かに貼っていただければと思います。私も今週中には車に貼りたいと思ってます 24日のリリース前に各地で配布させて頂きましたインタビュー付きのポスターフライヤーがなくなりましたのでこちらでインタビューをUPさせて頂きます。長いですが、お付き合いいただければ幸いです。

11月24日に2ndアルバムをリリース「TAIL LAMP」をリリースする東金B¥PASS 。 本作をリリースするWDsoundsにとっても謎多き、千葉と東京を中心とするHIP HOP GROUPの実態に迫るべく、アルバムの全てのMIXを手がけたpaap同席のもと、アルバム収録の個々の楽曲の話を聞かせてもらいながら、今作品を紐解くきっかけにすべくインタビューを敢行した。私は何度もそのLIVEに惹きつけられ、それが極限に達した小岩BUSHBASHのLIVEのあと、”田舎最高”を掲げる千葉のHIP HOP COLLECTIVE、CB$(東金B¥PASSも所属)の発起人であるリーダーMIKRISに話をして、今作品のリリースに至った。ディールから数ヶ月後にいただいたアルバムのサンプルは本作とは大幅に違い、最初に渡された音源を聴きながら様々なプランを立てて数ヶ月経った初夏に、本作のMIXを終えたという音源をいただき、生活のように続いて行く彼らの創作活動に感嘆の声を漏らした。マスタリングに関しては私の意見で、熟考の末、得能直也氏に依頼した。数回のやり取りののち出来上がった本作は、HIP HOPとはHOOD MUSICであり生活の音楽であるという事を噛み締めさせてくれた。 PAAP(以下P): そもそもSOSTONEと僕がビートを一緒に作り出して、それに気づいたらラップが乗ってきて。 SOSTONE(以下S) : 大枠はアキバ君が音を作ってくれて、小岩BUSHBASHででっかい音で聴いて調整して行った感じですね。 東金B¥PASSの曲を作る時は、曲をDF¥に渡してラップが乗ったものがそうなるときもあるんですが、自分とDF¥が絡んだら東金B¥PASSですね。共作したトラックに関してもラップ乗ったら面白そうだねって話してDF¥に渡して東金B¥PASSになる。 リリックはどのように生まれているのだろうか? DF¥(以下D) : 基本的に日常生活してる中で基本的に書き留める作業をiphoneのメモ機能とかでしていて。日常で不意に言葉がひっかかったりするときがあるんで、それを書き留めている。見返したときに組み合わせたりとか情景を繋げて行ったりっていう作業があって、全く違う時間と場所で書いていても重なり合って生まれるものがある。重ねたときに意味が深くなる瞬間があって。今回は言葉としては、自分以外の人が聞いても、場面が浮かび上がるような言葉を抽出してる。 日常的に言葉を拾ってっ組み合わせて行く作業が溜まったら、一曲にして、ビートがあったらそこに重ねていく。ビートをもらって曲を聴いて発想してっていうよりは、発想し続けててそのタイミングでラップをさせてもらえる、SOSTONEから渡された曲を聴いて、その場で重ねてく。自分の家でレコーディングすることが多かったんですけど、そのときにある曲とそのときに書いた言葉を重ねて一曲になるという。偶然で作り出すような感覚は意識してる。 曲の解説へと進もう。最初の曲は、illusionだけど、リリックもトラックもすごく近いところに焦点が当たっているところから始まってる気がする。1日の始まりを感じるんだけど、時間は分からない。 S : これは確かPaapと三人でDF¥の家で合宿してたときに作ったビートだよね。「ふとした瞬間アップデート」で始まってるんだけど、2枚目だから、アップデート感もあるなって。一音目もPAAPの太いベースとキックが入ってんすよね。それが一発目に入ってると気持ちいいな、気合い感じるなって思ってます。 D : こっからつながる全曲を文字にすると、この一曲がその流れを説明をできてるなって。人それぞれの一日が始まって、自分の場合はサーフィン向かったりとか散歩してて虫がいたり、風が吹いたりとか。時には、朝起きて活動し始めて、最終的に、千葉のクラブmuiとかでリハってなる、1日の流れを言葉に紡いで行ったら、自分はいろんなものに対面してて言葉にしてて、些細ないことなんだけど言葉にしたらきりがないなっていうのをなるべくシンプルに書いた。それが全曲に共通している書き方だと思う。全曲のコンセプトがここにある。 RADERZで最初の揺らぎからどんどん激しくなって行く。ベースで踊らせて行くとともに一気にパーティーやどこかへ向かって行くように感じる。 D :これは関口くんて言う友達が遊びにきてて、最初に入ってるピアノは部屋にピアノがあるんですけど、入っちゃって。 S : 録って入れたみたいな感じだよね。 D : いや、あれはレコーディングの時に後ろで弾いてたのがたまたま入ってた。RADERZっていうのは侵略者じゃないんだけど、侵入者じゃないんだけど、あとづけなんですけど、日常こう生活してると不意にアイデアがふってきたりいろんなこと感じたり。そういったことに心がいろんな色に染まっていくような感じで、いろんな日常にあるようなものをピックアップして気持ちを詰め込みました。”ままならない感じ。”でもまあ、体はなんつうか、単純に車乗る機会も多いんですけど、一番ドライビングしてるというかのってる。自分を乗りこなすみたいな。車の移動が増えたのは大きな違いだと思う。1stアルバムの時はスケボーでクルージングが好きで、スケボーでしか移動しないくらいの生活だったんすけど、今は常に車でドア2ドアみたいな。東京行くんでもバス乗って、電車乗って。車から見る景色がある。車運転して、途中でコンビニ寄ったりとかリリックそのままですけど、そういったことを執拗に頭の中で回想して書きましたね。DRIVE SONGではないんですけど、ドライブしてる時に湧き出たものって感じですね。基本、運転に集中するんすけど、頭の中だったりとか聴いてる音楽だったりからいろんなこと思うんでそういう瞬間を歌ってます。 S : ビートを作る時に関しては機材触ってる時の方がほとんどですね。作業してる時ですね。 P : 今はコロナになっちゃって使えなくなっちゃたんすけど、小岩にあったスタジオが夜中めちゃくちゃ安くて、一人1000円で5、六時間入れるみたいなところがあって、月2くらいで入ってて。今回自分とSOSTONEで作ったのはだいたいその時のものですね。その場で完成は出来ないから6、7割くらいは作って僕がMIXしてちょっと経つとラップが乗ってる。 Empty。楽曲のように彼らの世界に引き込まれて行く。回って行くようなドラムとリリックで渦のように人の思考を巻き込んでいく。 S : ブラジルのジャズからサンプリングしてるんですけど、そうですね。なんかちょっと普段と違う感じになってるかもしれないです。あんまやってみないことをやってみたみたいな。RADERZからテンポがあがったらいいかなと思ってこの曲順にしてます。全体的な流れでは起承転結を意識してるかもしれないです。 D : トラックの順番はライヴのセットリストを作るっていう行為に近いですよね。ライヴは起承転結を意識してるんで。 Autumn。彼らのライヴのように引き込まれて視点が気づけば彼らの視点になって音が聴こえてくる。 S : Autumnは結構4回くらいビート変わってるんだよね。 P : 気づいたらビートが違うんだよね。何回やるのっていう。 D : ラップも何回か 録り直してるっていう。 S : なんか4回目くらいで落ち着いた。 P : MIXは1曲づつだと僕のノリも変わってきちゃうし、半々くらいで送ってもらって、AutumnとかパラでもらってEmptyとかSOSTONEののりがしっかりしてるやつは2MIXでもらった。曲によって試したっすね。マスタリングでも細かくやり取りをさせてもらってMIX直しましたね。 SKIT。引き込まれて気づくと東金に取り込まれている。 S : スキット入れようって決めてて、スキットを大量生産してた時期があるんですけど。その中でハマりそうなものを選んだっていう感じですね。起承転結じゃないけど、途中のパーキングエリアによるみたいな感じかもしれないですね。 その時作ったスキットはそのままお蔵に入ってます。1分くらいのビートたくさんありますね。 INNOCENCE。これは「田舎の野良犬は肝が座ってる」っていうライン持って行かれて。自分も野犬を保護犬として迎え入れて生活してるので特に。Autumnとは対照的な感じがする。波の押し引きが自身に向かってきてスリリングな楽曲。 D : この歌詞も実体験で、野良犬って今なかなかいないじゃないですか?仕事終わって家帰る時に、母犬と子供が5、6匹出てきて、生きてるんですよね。車とかにも動じなくて、半年くらいその犬の群れがいて、いつか見なくなっちゃったんですけど、一定期間、野良犬の親子を見ていて、生き抜いていて、結構ガリガリででもみんな元気に遊ばせたりとかしていて。単純にそれを見て、肝が据わってんなって、見たままですね。犬をずっと飼ってて好きで、色んな犬と触れ合う中での新しい犬との出会いだったっていうことですね。街に地域猫とかいるけど、地域犬もいてもいいなって思う。みんなで保護してるみたいな犬がいてもいいんじゃないかなって。その野良犬の子供はどこの犬との間に出来た子供達なのかも、近辺を毎日使ってる、ここの犬の子供かって分かる。普通に、リリックは自分の置いてる環境を見てますね。自然からインスピレーションを得ることが多いですね。逆に不自然だなっていう思いも同じようなニュアンスで使ってます。実際自分の心みたいなものが動いた言葉だと思うんですよね。実体験でしか書いてないと思うので。感じたことを広がりのある言葉というか、捉え方がある言葉を使ってます。濁してる表現じゃなくて。 DF¥が語るように、日常はそれぞれ違うと思うんですけど日常に引き込まれて行く、のは感じました。そこから一転、Plastic bugはレイドバックして。色々考えすぎたけど、考えすぎたら落ち着いてきたって感じる。こういう凪みたいな瞬間って1日にあるよなって思った。このアルバムの中のすんとなる凪みたいな瞬間。 D : この曲は時間の流れを一つの物事をすごく引き伸ばして見てるっていうのはありますね。本当に目の前にあることを一つ一つ言葉にしていくような。 S : 三人で合宿した時に作って、ビートもその日に作って、ラップもその日に録ったんだよね。 P : 何も出来ない時あったんだよな。ラップ録るって言ってたんですけど、カレー食いすぎて寝てたんだよね。声出ないみたいな感じで。カレー作って、人一倍食ってたよね。 D : 俺も曲の確認とかでカロリーを消費して、ぶっ倒れてたんだよね。 S : 起きて、トラック確認してラップを録った。次の日の朝とか午前中だったと思う。 P : 寝てたことしか覚えてないんだけど。 D : なんか、最終的に録ったんすよ。 インタビューでも凪の瞬間が訪れた。次のelevationこれはいきなりすごい方向から上げてくる。最後のアルバムただ一人のゲストラッパーであるMIKRISの持ってき方も展開も何起こってんだって思う。凪とかなんだったんだろう。 S : RAMZA君とビート作ろうって話してて、僕が上ネタをRAMZA君に送って、ビートはRAMZAくんが仕上げてくれて、最初はDF¥のバースだけだったんですよね、トラックの後半が空いてて。そこにMIKRISさんがラップ乗せるよって行って乗せてくれた感じですね。 D : HOOKとバース書いてくれるって言ってくれて、お願いしますということで。HOOKっぽいバースにしようと話してくれて、MIKRISさんもelevationっていう曲名と、自分のラップを汲み取った内容で書いてくれて面白かったですね。 この曲は、トラックを聴いて、自分のストックしてる言葉を見て、がーっとピックアップしてった感じです。これも感覚でピックアップして一気に録るところまでトライしたっていう感じですね。これも書いてからとるまでの時間が短いかな。何回もやるよりも、書いてすぐ録ったときに勢いで出るフローとか。結局、1、2、3回くらいはトライするんですけど、1回目に録ったテークが自然だったので、これは一気に構築されたっていう。 S : プリプロやらないもんね。フローとか決めないで、いきなり録るもんね。 D : その方が。まだまだわかんないことの方が多いんで。あんまり決め込まず、こう、読み上げる延長っていうところはあったりとか。 この曲はMUSIC VIDEOを予定している。次はHONESTY。タイトルは東金B¥PASS、小岩BUSHBASH、WDsoundsで急に距離が近づいた夜がmuiであって生まれた毎年1月に開催しているパーティーのタイトルでもある。喧騒の中でも自由を宣言するようなノリの大きい、俺たちの曲だぜって感じがする。 S : HONESTYは一番最初のHONESTYの時に、コンピレーションを作ろうって言っててその時に、paapと小岩のスタジオに入って作ったトラック。このビートが一番古いビートかもしれないです。結構前からやってる曲だよね。 D : 覚えてるんですけど、これだなっていうリリックがあって、この曲聞かせてもらって、BUSHBASH遊びに行った時に車でビート流して歌詞を読み上げた時にいいねっていってくれて、できましたね。そういう作り方したのは初めてですね。あれ、sostoneに出合ってるっけ?横にいたのは友達であることは確かで。この曲はいきなり整ったっていうのがありました。それで、そのままずっとやる曲になっていた。HONESTYって言葉もイベントの企画名で、自分たちのライヴをやって行く上での心持ちみたいなものがあったので、いいタイミングで生まれた曲です。 P : 企画のサンプラーでお客さんに配る用に作ったビートが多いよね。実はインストが入ってるっていうね。 Da Gridではのりが更に大きくなっていく。近年ドリルビートで注目を浴びるIRONSTONEと一緒に制作したこの楽曲は、ライヴの終盤を思わせノリの多きさがある。 S : これはIRONSTONEがアルバム出すから一緒に作ろうって2曲作ったんですけど、1曲はアルバム「LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE」に入ってて。これはライヴでもいいんですよね。 D : 自分自体がTOOSMELL(IRONSTONEの経営するSHOP、現在はWEBのみですが、制作の現場となっている。)遊びに行ったりして実際の作ってるプロセスを感じたりとかしながら。曲自体も俺らの方向性も組んでくれてるような感じ、二人のらしさがあっていいなと。 S : これもビートが違くて、このビートが出来たら良くてラップ差し替えてるんです。だからこのビートで録ってないもんね。 11、12曲目は冒頭で触れたアルバムのマスタリング作業の時、最初に音を試そうって時に、私が考えたのがこの11曲目、12曲目で、その理由はすごく東金BYPASSを感じるからで。それが大きくなってくように思ったし。それでいてHOOD感を感じる。自身のレーベルとしてはHIP HOPのタイトルの一作目となったERA「3WORDS MY WORLD」と近い空気を感じる。HOOD MUSIC。部屋と世界が繋がっているようなイメージを感じる。 S : RAMZA君が家に遊びに来た時にトラックをバーっと作ったんですけど、これはラップ乗せて欲しいねって話して、それで乗せてもらったんですけど、これは本当気に入っていて、好きですね。 D : 悲しいとか嬉しいとか、上がったり下がったりとかそういうことを、言葉にすることで。テンションがかなり自分の馴染みのテンションというか、そうっすね。自分の一番、子供がどうとか、書いてあるんですけど、日常で一番柔らかいけど自分らしい部分。植草甚一じゃないですけど、ヒップな部分。スクエアとヒップを行ったり来たりっていうあそこばかりしかわからないけど。(植草 甚一「僕は散歩と雑学が好き」参照)ふとした瞬間に!俺も散歩と雑学が好き”ってとこも、本棚眺めてそのまま自分の今の生活を物語ったりとか、日常のメッセージ要素を拾い集めて行って、もう、一番こう、強い主張はないんだけど、凄くこうライフがあるというかありますね。 言葉で見たままのものが全編に渡って曲中に落とし込まれている。 D : 田舎って悪いものじゃないっていうか、無意味なものが多いっていうか、いろんなものが転がっていて、日常を書き起こすことが自分らしいんじゃないかなって、日常に目を向けるとそうなっていくっていうか、結果っていうか。書き方が今回のアルバムに関しては固まって書いてるので。それ唯一、自分の中でリアリティーっていうか、嘘じゃないっていうか。言い訳じゃないけど、自分はその言葉を言えるかっていうか。素直な形かなとは思ってますね。見たままを歌うだけで、感情が投影されてたりとかあるなと思うことが多いので、「へこんだ58むいに過ごす日々」っていうのもマイクへこんでて58 (SHURE 58)でっていうあの感じって歌っただけで、あの感じっていうのだけでそこに立った気持ちになれるから、一行一行、意味を聞かれれば、どういう感情か答えられるかなって。説明出来るようにはなってるんですけどね。抽象的なようで場面はしっかりと作り込んでるつもりではありますね。 最後の曲が終わりというよりは区切りになってるように感じる。1日なのかなんなのかはわからないけど、いい終わり方だなと思いました。繰り返し聞けるなっていう。1曲めの始まり感もあって区切りがあって元に戻れるみたいに感じました。 S : 自分もそう感じてます。曲順は結構悩みました。入れ替えまくってどうするかっていう、最終的にはこの形になりましたね。最初はOUTROがイントロに持って来たりしてたこともありましたね。 JKTの裏の写真はなんだろうと聞いてみる。そこからまたはなんですか?溶けてるやつ。 D : あれは千葉のクラブのソファーですね。どこかのクラブの控え室の破れたソファーがあって、行くたびにいつも写真撮ってて、そんなに気に入ってるんだなって。ガラクタ好きなんで、そういうのに目が行きます。破れてるソファーを見て言葉、同じような感覚です。ものを作るときの感覚。ものを作るプロセスを言葉にしてる場合もあったりしますね。 FRONTのアートワークもいろんなものが集められているように感じる。 D : 漠然としてはいますけど。真ん中に笑ってる人がいるんですけど、それが人間になるまで書き続けようと思ったんですけど、なんか、空気とかも見えないし、感情も表情でしか示せないけど、もの凄いいろんな情報の中で生きてんなっていう。でも、普通に意思で。可視化させたみたいな。可視化させたらすごいことになった。いろんなものに助けをもらって成り立ってるし、確実に時間が入ってて、時間を費やしていて、自分の中での平面においては、かけた時間はよくも悪くもウソつかないんで、そういうところですかね。正直にやれるところっていうのを。で、期限があってここまでっていうのが一つの作品の締めというか。時間を意識しましたね。時間を肉付けするような感覚というか、曲もそうなんですけど、リリックと近いですね。歌詞カードもつぎはぎで貼ってるんですけど、なんか、見たもの聴いたもの。見たり聴いたりして、言葉が生まれてて。リリックだったり楽曲だったりに出会ったりとかしたりとか、なんかそういう。自分だったりとか。なんかこう、ひたすら自分が感じてることを平面に落とし込んで行ったら、形になったっていう。 P : できないかなと思ったけど完成してよかったですね。 この作品を読み解くきっかけになったと、インタビューが終わった時には思ったけれど、何かまた色々なものが空間に広がって行ったようにも感じる。それが東金B¥PASSの音楽なのかもしれない。そして「TAIL LAMP」はHOODへと向かってそれぞれの道を進んで行く。 文章 : COTTON DOPE ( WDsounds ) リリース日の24日は小岩BUSHBASHのTHURSDAY PARTY「UNDERTOW」に出演、そして26日には千葉のMUIでTHE DOG HOUSE MUSICによるリリースパーティーが開催されます。

