仙人掌のVOICEとBOY MEETS WORLD、BOY MEETS WORLD REMIXとWDsoundsで制作、リリースからツアーまで携わらせていただいたアルバムがカセットテープとしてP-VINE RECORDSより2月19日にリリースされた。再訪という言葉が思い浮かんだ。それは先週末の盛岡でのBES, 竹細工, DJ HOLIDAY, SHOW5, KNとのツアーがあったからこそ出せた言葉だ。VOICEの制作のタイミングで、いつも盛岡に呼んでくれるBiVのタイキくんとは出会った。彼が東京で所属するFUNKTION CREWとの夜の遊び、いつまでも終わらない音楽や洋服の話は自分にとっては欠かせないものだった。THURSDAYというとISSUGIを思い浮かべる。木曜日というとFUNKTIONを思い浮かべる。VOICEツアーでは仙台を経て盛岡に行った、BOY MEETS WORLDも仙台を経て盛岡に行った。帰りの車にいつもタイキ君はいないんだけど笑 DOWN NORTH CAMPの最初の盛岡ツアーの時は逆に自分が朝そのまま新幹線で帰っていた、ウィスキーは減らないまま座席のテーブルに置いてあったような。

BiVのケンタロウ君とはBOY MEETS WORLDの「SHOW OFF」のMUSIC VIDEOを始めとして、近年ではMUTA feat. MFS 「BABY LADY」のMUSIC VIDEOを制作してもらった。「SHOW OFF」の最後のバッティングセンターはまだあるけど、仙人掌とS-KAINEのSWITCH ONのMUSIC VIDEO(これは監督は別の方ですね。)に出てくるトミヤマカレーは今はその場所にはなくて、カレー屋の帰り道、昔はAKIYAHEADと部活の帰りに行っていた大塚のバッティングセンターは長いその存在期間を終了させている。

カセットテープでリリースすることで私は再訪を感じた。特に、今回はP-VINEと仙人掌主導でWDsoundsとしては確認だけをさせていただいてのリリースだったので再訪を感じることができた。BOY MEETS WORLDのREMIX ALBUMは仙人掌、BUDAMUNKによってバリエーションルートを広げて行った作品だ。この頃の自分は「狼は帰らず」に感化されまくっていたことを思い出す。

この二つの作品のリリースとツアーは当たり前だけど、今に続いている。この作品がすべての人たちの人生のどこかにあったら嬉しく思います。

すべての人に聴いて欲しいと強く考えてリリースした作品、やそう思う楽曲が街でふと聴こえるのほど力強さをもらうことはない。

BOY MEETS WORLDのリリース後コロナ下でのイベントをイベントのみで公開の映像作品として作った時の締め切りギリギリまで作り込んで、夕方ソアと一緒にその模様を観た時に座っていたソファーは今、クッションが0.25個と0.4個くらいの感じで二つある。オレオとロキの思い出がそこには上塗りさせれているのでした。